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ネズミは自分で駆除できる?
家にいるネズミの見分け方と、業者に頼むべきサイン
「夜中に天井裏から『カリカリ』『トトト』と音がする」「台所に黒い小さなフンが落ちていた」。そんなとき、まず考えるのは「自分で何とかできないか」ではないでしょうか。
このページでは、家に出るネズミの見分け方、粘着シートや殺鼠剤など自分でできる対策とその限界、業者に頼んだほうがよいサインを、東海エリアで害獣駆除を行っている害獣セーフガードがまとめました。
- 市販の粘着シートや殺鼠剤で、一時的に数を減らすことはできます。
- ただし、入ってくるすき間(侵入口)をふさがない限り、別のネズミが入ってきて再発しやすくなります。
- 天井裏や壁の中に住みついている、1〜2週間で気配が戻った、という場合は、侵入口まで調べられる業者への相談がおすすめです。
ネズミがいるサイン
ネズミは夜に動くことが多く、姿を見る前に、音やフンで気づくことがほとんどです。次のようなものがあれば、家のどこかに住みついている可能性があります。
夜中から明け方の物音
天井裏や壁の中から「カリカリ」「トトト」「キーキー」という軽く小刻みな音がするのは、ネズミによくあるサインです。
「ドスドス」「ドタドタ」と重い足音の場合は、ハクビシンやアライグマ、イタチなど、もっと大きな動物のこともあります。
黒っぽいフン
米粒から小指の先くらいの大きさの、黒っぽいフンです。台所、食品の棚の奥、押し入れ、天井の点検口のまわりなどで見つかることが多く、フンの大きさや形から種類の見当がつきます(次の表を参照)。
かじった跡
食品の袋、段ボール、電気のコード、柱や壁の角などに、小さな歯でかじった跡が残ります。ネズミの歯は一生伸び続けるため、硬いものをかじる習性があります。
黒いこすれ跡(ラットサイン)
壁ぎわや柱、配管のまわりに、黒っぽい汚れがすじ状についていることがあります。ネズミの体の脂と汚れがこすれてついたもので、いつも通る道の目印になります。
におい
尿のアンモニアのようなにおいや、こもった獣のにおいがすることもあります。
家に出るネズミは3種類。見分け方
家の中に出るのは、主にクマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの3種類です。種類によって住む場所や性格が違い、対策のしかたも変わります。
| クマネズミ | ドブネズミ | ハツカネズミ | |
|---|---|---|---|
| 体の大きさ | 15〜20cmほど | 20〜25cmほど | 6〜9cmほど |
| よくいる場所 | 天井裏・壁の中など高い所 | 床下・台所・水回り・下水 | 物置・倉庫・畑の近く |
| フン | 6〜10mmほど。細長い | 10〜20mmほど。太い | 4〜7mmほど。米粒くらい |
| 特徴 | 登るのが得意。警戒心が強く、わなにかかりにくい | 体が大きく、泳ぎが得意。気が荒い | 小さく、わずかなすき間から入る |
※体の大きさは尾を除いた長さの目安です。
住宅やビルの天井裏から音がする場合は、クマネズミであることが多いです。高い所を移動するのが得意で、屋根や外壁のすき間から入り込みます。
当てはまるものを選ぶだけで、被害の危険度がわかります
放置するとどうなる?
あっという間に数が増える
ネズミは生まれて2〜3か月ほどで子どもを産めるようになり、1回に5〜10匹ほどを、年に何度も産みます。「1匹見かけた」ときには、すでに何匹も住みついていることが少なくありません。
電気のコードをかじって、火災の原因に
天井裏や壁の中の配線をかじられると、断線やショートの原因になり、最悪の場合は火災につながるおそれがあります。
食べ物の汚染・感染症
フンや尿には、サルモネラ菌などの病原体が含まれていることがあります。ネズミに直接触れなくても、汚れた食べ物や食器を通じて体に入ることがあります。体についたダニやノミが、人やペットに移ることもあります。
家の傷み
断熱材をかじって巣にしたり、尿で天井にシミができたりと、気づかないうちに家の傷みが進みます。
自分でできる対策と、その限界
市販品でもできることはあります。ただ、どの方法にも限界があることを知っておくと、無駄な出費や手間を減らせます。
粘着シート
ネズミの通り道(壁ぎわ、こすれ跡やフンのある所)に、すき間なく何枚か並べて置きます。
- 警戒心の強いクマネズミは、見慣れない物を避けるため、なかなかかからないことがあります。
- 天井裏に置くには点検口から上がる必要があり、天井を踏み抜くなどの危険があります。
- かかったネズミは、自分で処分する必要があります。
殺鼠剤(毒エサ)
- 都市部のクマネズミには、昔からある殺鼠剤が効きにくいものが増えていると言われています(いわゆる「スーパーラット」)。
- 天井裏や壁の中で死ぬと、取り出せずに、悪臭やハエなどの虫が出る原因になります。
- 小さなお子さんやペットがいる家では、誤って口にしないよう置き場所に注意が必要です。
忌避剤・超音波の機械
においや音で一時的に近寄りにくくする効果は期待できますが、慣れてしまうことも多く、侵入口が開いていればまた戻ってきます。
侵入口をふさぐ(いちばん大事)
ネズミは、大きなものでも2cmほど、ハツカネズミなら1cmほどのすき間から入り込むと言われています。入りやすいのは次のような場所です。
- 換気口・通気口、床下の通気口
- エアコンの配管を通す穴のまわり
- 屋根と外壁のすき間、戸袋や雨どいのまわり
- 水道・ガスの配管が壁を通る部分
ふさぐときは、ネズミがかじって破れないよう、目の細かい金網や金属製の資材を使うのが基本です。また、中にネズミがいるうちにふさぐと、家の中に閉じ込めてしまいます。追い出してからふさぐのが順番です。
ただし、侵入口は1か所とは限らず、屋根まわりなど高くて見えない所にあることがほとんどです。ここが、自分で駆除しても再発しやすいいちばんの理由です。
自分で駆除してもいいの?
家に出るクマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの3種類は、許可なく駆除できます。それ以外のネズミは法律で保護されているため、許可なく捕まえることはできません。

業者に頼んだほうがよいサイン
次のうち1つでも当てはまる場合は、一度、侵入口まで調べられる業者に見てもらうのがおすすめです。
- 天井裏や壁の中から、毎晩のように音がする
- 市販品を使っても、1〜2週間ほどでまた気配がする
- フンが家の何か所にもある
- 電気のコード・柱・断熱材にかじった跡がある
- 侵入口がわからない、または高い所にあって手が届かない
- 小さなお子さんやペットがいて、薬剤を使いたくない
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